こんにちは!
デュオこうべデンタルケアクリニックPINO歯科医師松村です!
実は矯正治療を進めていく患者様には当院では、禁煙を勧めていただいています。
タバコによるリスクについてよく知り、ご自身のお身体のためにも禁煙できればいいですね!
『タバコは身体に悪い』ということは皆さん周知の事実。
近年では公共施設や飲食店などでも禁煙がすすめられています。
厚労省のまとめによると、成人男性の喫煙率は27.8%。これは昭和40年以降のピーク(83.7%)と比較すると56%も減少していることがわかります!
さらに、年代別で見てみると男女ともに40代の方の喫煙がもっとも多いそうです。
つまり10人に3~4人は喫煙者。ニュースなどで最近舌がんについて、目にされた方も多いかと思いますが、喫煙で気になるのがお身体への影響です。
タバコの煙の中には4000種類もの化学物質が含まれており、有害物質や発ガン性のある物質が多く含まれています。これらが一番に触れるのがお口の粘膜なんです。
タバコを吸うことによって起こるリスクとは?
タバコによる発がんリスク
男性では、タバコを吸わない人と比較して、タバコを吸う人の口腔がんのリスクは2.4倍増加したという報告があります。
口の中は唯一自分でがんに気づくことができる部分ですが、痛みがあることが少なく、気づいた時には進行してしまっている場合も多いのです。
また国立がんセンターの予防研究グループによると、男性のがん全体の29%、女性のがん全体の3%はタバコが原因と言われているそうです。
そしてもしタバコを吸っていなければ、日本人全体では毎年約9万人ががんにかからなくてすむはずだそうです。この数字にはびっくりですよね。
タバコを吸うとむし歯ができやすくなる!?
そしてタバコを吸うと、歯にも口の中にも多くの影響があります。
一体どんな影響があるのか、ご紹介していきます!
1.唾液の減少
タバコを吸うと唾液の量が少なくなるため、口の中の汚れを落とす機能が弱くなり、歯周病菌が繁殖しやすい状態になり歯垢がたまりやすくなります。また、歯の表面を修復してくれる唾液の作用も弱くなり、むし歯が進行しやすくなります。
2.ヤニがつき汚れがつきやすくなる
タバコに含まれるタールにより歯の表面にヤニがつきます。ヤニの表面は凸凹しており、細菌がくっつきやすい環境になるため、むし歯ができやすくなります。
タバコが引き起こす様々な口の中への影響
1.歯周病が発症リスクは約7倍
歯ぐきがピンク色なのは血管が豊富にあるためです。タバコの中には血管収縮作用があり、血流が悪くなるため、知らず知らずのうちに歯周病が進行してしまうため注意が必要です。喫煙者には「隠れ歯周病」の方も多いので定期的な歯の検診を受けるようにしましょう!
2.歯が汚くなる
タバコに含まれるタールやニコチンなどの有害物質は、歯の表面にこびりつき、硬い汚れとなります。
歯の色も黄ばみ、不潔な印象を与える原因となります。
3.口臭がひどくなる
お口が乾燥することで口腔内に歯周病菌が繁殖しやすくなるため、歯周病特有の口臭の原因となります。さらに、タバコの匂いも合わさると周りに不快な印象を与えかねません。このため、歯周病菌が繁殖しないよう、歯のクリーニングはきちんと行なっておきましょう。
4.歯ぐきが黒くなる
おタバコを吸う方は歯ぐきが黒ずむ症状が現れることが多くあります。実はタバコを吸う本人だけでなく受動喫煙によっても歯ぐきの黒ずみが起こる場合があります。
歯ぐきが黒いと、口元が少し暗い印象になります。
実は矯正治療の際に禁煙をお勧めさせていただく理由も、上記のように歯のトラブルが起こりやすい状態では、治療がうまく進まないため、禁煙をお守りいただいています。
タバコにより血管が収縮して血流が悪い状態では、歯ぐきに十分な栄養が届かず歯の動きが悪くなる可能性があります。
タバコの汚れにはまずはパウダークリーニング!
ここまでタバコの話を聞くと、本当に身体にとって良くないことが多いこともわかりますよね。
おタバコを吸われる方で歯の表面にヤニがついていたり歯垢がたまっている場合はまずクリーニングが必要です。
歯の汚れや色が気になる場合、歯周病が心配な方は一度当院にご相談くださいね。
タバコを吸っていても歯は白くしたい!そんな方もたくさんいらっしゃいます。
パウダークリーニングで綺麗にお掃除をしていただいた後にホワイトニングも可能です!
ホワイトニングをきっかけに禁煙を始めました!なんて患者様もいらっしゃいます(^^)
私たちもお手伝いさせていただきますので、お気軽に無料カウンセリングへお越しくださいませ!
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