噛み合わせと食いしばりって関係あるの?

こんにちは!

最近、食いしばりのご相談をいただくことが多くあります。食いしばりの原因には様々なことが考えられますが、最近ご相談いただく皆さんに共通事項があることに気づきました!

皆さんも自分に当てはまっていないか、一緒に確認していただければと思います!

食いしばりの原因となる噛み合わせ

上下の歯と歯を噛み合わせた時、前歯(犬歯から犬歯まで)は噛んでいますか?

実は上下の歯は前から奥歯まで当たる状態が正しい噛み合わせです。
綺麗に並んでいるように見えても、前歯が噛んでいない状態はオープンバイト(開咬)と言われる歯並びの不正の状態なんです。

オープンバイト(開咬)ってどんな状態?

「いー」と上下の歯を噛み合わせたとき、前歯に隙間が空いている状態をオープンバイトと言います。
この状態では、口周りの筋肉がうまく使われておらず、奥歯を噛むと気に使う筋肉(咬筋)ばかりが使われている状態です。
このため、奥歯に負担がかかり、奥歯が痛い、奥歯が割れる、などのトラブルが起きたり、あごの痛みを感じたりするのです。

オープンバイト(開咬)の原因は?

オープンバイトの原因には様々なものがありますが、一つは舌の使い方にあります。
唾を飲み込む時、歯と歯の間に舌を挟んでしまう癖がある場合、舌が挟まるスペースが上下の歯の間にできてしまうためオープンバイトになりやすくなります。
実は歯が生えていない赤ちゃんの頃は、おっぱいを飲む時に歯がない上の歯茎と下の歯茎の間に舌を挟むことで母乳を飲み込むという働きが本来備わっています。歯が生え、食事が離乳食に変化していくにつれて舌の動きは通常変化していくのですが、赤ちゃんの頃の舌の使い方の癖が残っていると、オープンバイトになる原因の一つと言われています。

また、鼻炎などがあったりすることで、口呼吸が基本となってしまうと唇の力が弱くなり、舌で歯を押し出す力が強くなりオープンバイトになっていることも考えられます。

子供の頃から注意が必要なんですね!

オープンバイトが食いしばりやあごの痛みに関係する理由

通常、私たちは食事をするとき前歯を使ってもの噛み切り、奥歯ですり潰すようにしてものをすり潰してから嚥下(飲み込む)を行なっています。
無意識で行なっているこの動作ですが、オープンバイトの方は実は奥歯で噛み切り、奥歯ですり潰し、飲み込んでいるのです。このため、かなりの負担が奥歯にかかっているのがわかるかと思います。
前歯もしっかりと使えている場合、口輪筋と呼ばれる唇周りの筋肉を使用できるため、咬筋の負担が軽減しますが、前歯が噛めない状態だと咬筋だけでなくひどい場合はこめかみの筋肉(側頭筋)にもストレスがかかり頭痛などを引き起こしている方もいらっしゃいます。

私の頭痛、食いしばりの原因は?

当院では、歯並びの治療だけでなく、食いしばりでお悩みの方にはボトックス治療をご提案したり、まずはマッサージや日常の周囲事項をお伝えして、症状の改善をご提案しています。
現在かかりつけの歯科医院様がある方も、食いしばりや噛み合わせのご相談にいただくことも多くあります。

もし、私の歯並びもしかして、、、と気になった方は、ぜひ一度無料カウンセリングにお越しくださいね!
食いしばり治療、矯正に関してのご相談
優しいスタッフがお話をお伺いさせていただいております!

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